自己防衛意識
最近、ジュイエの建物に防犯カメラをつけました。
というのは、2か月ほど前、マンションの外階段に、持ち主不明のリュックと帽子が置いてあったことがありました。居住者の方に聞いてみたところ、「前の日の夜に階段の踊り場で誰かが寝ていたので、その人の忘れものではないか」とのこと。なんだか気味が悪いので、警察に連絡して忘れ物のリュックを確認してもらいました。けっきょく落とし主が落とし物の届をだしていたので、わりと近所の人で、酔っぱらって正体をなくして、階段で寝ていたという真相がわかりました。単なる酔っ払いで変質者ではないのは幸いでしたが、20年以上たっているけれど、こんなことは初めて。これがきっかけになって、やはり今の時代には必要なのかもと、前から考えていた防犯カメラを取り付けることにしました。
話は変わりますが、つい最近のデザインフェスタでマフィンで食中毒がおきたという事件がありました。3000個のマフィンが販売されていたらしく、テレビのニュースでもとりあげられていました。
大きなイベントでお菓子を売ってると、おみやげにもいいし、とか思ってなんとなく買いたくなっちゃうんですよね。よーく考えてみれば、審査も甘いかもしれないし、そういう食品管理がなっていない出展者がまぎれこんでしまってもおかしくはないのかもしれません。もちろん大多数はそんなことないんだろうけど、これからはイベントでお菓子を買うのは控えようかと思ってしまいました。
防犯カメラとお菓子、全く違うものですが、この2つのことについての私の思考には共通点があるなと気づきました。けっきょくのところ、危ういものを避けるための自己防衛なのだと。以前に比べて気を付けなければいけないことが増えてきたんだなぁと思います。それにしても、世の中いろいろなことがあるものですなぁ。
今週の展示は「第12回レッドバンブー展」。毎年開催されている10名のグループ展です。ジャンルが多彩なので、どなたでも楽しめます。壁を突き破るような馬(写真左)は必見です。是非お越しください。21日まで。